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メタボリックシンドローム 糖尿病・高血圧・高脂血の改善法
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メタボからの脱出;運動器症候群:ロコモティブシンドローム
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積によりインスリン抵抗性(インスリンの働きの低下)が起こり、
糖代謝異常(耐糖能異常、糖尿病)、脂質代謝異常(高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症)、
高血圧などの動脈硬化の危険因子が、集積している状態です。
 内臓脂肪が蓄積すると、様々なアディポサイトカイン(脂肪細胞から分泌される生理活性物質の総称)
の分泌異常が生じ、そのためインスリン抵抗性や血栓が引き起こされると考えられています。
アディポサイトカインの中でも、インスリンの働きを高めたり、抗動脈硬化作用があるアディポネクチンが、
内臓脂肪の蓄積により著明に減少します。

漢方 と 養生
健康は、日々の養生の上に得られるものです

漢方一覧

カンタンお問い合わせクリック下さい。
1.葛根湯**(かっこんとう) 「効能・効果」  自然発汗がなく頭痛、発熱、悪寒、肩こり等を伴う比較的体力  のあるものの次の諸症:感冒、鼻かぜ、熱性疾患の初期、炎症  性疾患(結膜炎、角膜炎、中耳炎、扁桃腺炎、乳腺炎、リンパ  腺炎)、肩こ,り、上半身の神経痛、じんましん 「組成」 カッコン、タイゾウ、マオウ、カンゾウ、ケイヒ、シャクヤク、  ショウキョウ
5.安中散**(あんちゆうさん) 「効能・効果」やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、 胃痛または腹痛があって、ときに胸やけっぷ、食欲不振 ,はきけなどを伴う次の諸症:神経性胃炎,慢性胃炎、胃アトニー 「組成」 ケイヒ、エンゴサク、ボレイ、ウイキョウ、カンゾウ、シュク シャ、リョウキョウ
6.十味敗毒湯**(じゆうみはいどく.とう) 「効能・効果」 化膿性皮膚疾患、急性皮膚疾患の初期、じんましん、急性湿疹、水虫。 キキヨウ、サイコ、センキュウ、ブクリョウ、ボウフウ、カンゾウ、 ケイガイ、ショウキョウ、ボクソク、ドッカツ
7.八味地黄丸**(はちみじおうがん) 「効能・効果」疲れやすく、手足が冷えやすく、尿量減少または多尿で、ときに口渇がある るものの次の諸症: 腎炎、糖尿病、陰萎、 脚気、膀胱カタル、前立腺肥大、高血圧,下肢の痛み、腰痛、しびれ、 老人のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ。 「組成」 ジオウ、サンシュユ、サンヤク、タクシャ、ブクリョウ、 ボタンピ、ケイヒ、ブシ
8.大柴胡湯**(だいさいことう〉 「効能・効果」 比較的体力のある人で、便秘がちで、上腹部が張って苦しく、 耳鳴り、肩こりなど伴うものの次の諸症:胆石症、胆のう炎、 黄疸、肝機能障害、高血圧症、脳溢血、じんましん、胃酸過多 症、急性胃腸カタル、悪心、嘔吐、食欲不振痔疾、糖尿病、     ノイローゼ、不眠症 「組成」     サイコ、ハンゲ、オウゴン、シャクヤク、タイソウ、キジツ、     ショウキョウ、ダイオウ1
9.小柴胡湯**(しょうさいことう) 「効能・効果」  吐き気、食欲不振、胃炎、胃腸虚弱、疲労感および風邪の後期の症状。 発熱、往来寒熱、胸や脇の脹満、口が苦い、惡心、嘔吐、咽の乾燥、めまい、 憂うつ感、いらいら、元気がない、疲れやすいなどのもの。 慢性肝炎における肝機能障害の改善 「組成」サイコ、ハンゲ、オウゴン、タイソウ、ニンジン、カンゾウ。ショウキョウ
10.柴胡桂枝湯**(さいこけいしとう) 「効能・効果」   発熱汗出て、悪寒し、身体痛み、頭痛、はきけのあるものの  次の諸症:感冒・流感・肺炎・肺結核などの熱性疾患、胃潰瘍   十二指腸潰瘍、胆のう炎・胆石、肝機能障害、膵臓炎、などの 心下部緊張疼痛 「組成」       サイコ、ハング、オウゴン、カンゾウ、ケイヒ、シャクヤク、  タイソウ、ニンジン、ショウキョウ
11.柴胡桂枝乾姜湯**(さいこけいしかんきょうとう) 「効能・効果」     体力が弱く、冷え症、貧血気味で、動悸、息切れがあり、神経  過敏のものの次の者症:更年期障害、血の道症、神経症、不眠症 「組成」     サイコ、オウゴン、カロコン、ケイヒ、ボレイ、カンゾウ、カ     ンキョウ
12.柴胡加竜骨牡蛎湯**(さいこかりゆうこつぽれいとう) 「効能・効果」  比較的体力があり、心悸尤進、不眠、いらだち等の精神症状の  あるものの次の諸症:高血圧症、動脈硬化症、慢性腎臓病、  神経衰弱症、神経性心悸充進症、てんかん、ヒステリー、小  児夜啼症、陰萎 「組成」  サイコ、ハング、ケイヒ、ブクリョウ、オウゴン、タイソウ、  ニンジン、ボレイ、リュウコツ、ショウキョウ
14.半夏寫心湯**(はんげしやしんとう) 「効能・効果」  みぞおちがつかえ、ときに悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が嗚  って軟便または下痢の傾向のあるものの次の諸症:急・慢性  胃腸カタル、醗酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃  弱、二日酔、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症 「組成」  ハング、オウゴン、カンゾウ、タイソウ、ニンジン、オウレン、  カンキョウ
15.黄連解毒湯**(おうれんげどくとう〉 「効能・効果」     比較的体力があり、のぼせ気味で、いらいらする傾向のあるも     のの次の諸症:喀血、吐血、下血、脳溢血、高血圧、心悸亢進、     ノイローゼ、皮膚そう痒症、胃炎 「組成」     オウゴン、オウレン、サンシシ、オウバク
16.半夏厚朴湯**(はんげこうぱくとう) 「効能・効果」 気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、ときに動悸、  めまい、嘔気などを伴う次の諸症:不安神経症、神経性胃炎、     つわり、せき、しわがれ声、神経性食道狭窄症、不眠症 「組成」ハング、ブクリョウ、コウボク、ソヨウ、ショウキョウ    
17.五苓散**(ごれいさん) 「効能・効果」 口渇、尿量減少するものの次の諸症:浮腫、ネフロ  −ゼ、二日酔い、急性胃腸カタル、下痢、悪心、嘔吐、めまい、      胃内停水、頭痛、尿毒症、暑気あたり、糖尿病 「組成」      タクシャ、ソウジュツ、チョレイ、プクリョウ、ケイヒ
18.桂枝加求附湯**(けいしかじゆつぶとう) 「効能・効果」   関節痛、神経痛●関節痛、神経痛に使える漢方処方の専門薬がでました。 ●附子配合で特にしびれ、痛みの改善にお勧めです。 ●茯苓、白朮の働きで水分代謝をはかり、膝に水がたまる方にお勧めです。 ●その他漢方生薬で、血行を良くし体力を回復させるので、慢性的な痛みにお勧めです。 「組成」    ケイヒ、シャクヤク、ゾウジュツ、タイソウ、カンゾウ、ショ    ウキョウ、修治ブシ末
19.小青竜湯**(しようせいりゆうとう) 「効能・効果」    水様の痰、水様鼻汁、鼻閉、くしゃみ、喘鳴、     咳漱、流涙 気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、アレル      ギー性結膜炎、感冒A気管支炎 「組成」      ハング、カンゾウ、ケイヒ、ゴミン、サイシン、シャクヤク、      マオウ、カンキョウ
20.防已黄耆湯**(ぼういおうぎとう) 「効能・効果J   I 色白で筋肉軟らかく水ぶとりの体質で疲れやすく、汗が多く、      小便不利で下肢に浮腫をきたし、膝関節の腫痛するものの次の      諸症:腎炎、ネフローゼ、妊娠腎、陰嚢水腫、肥満症、関節炎、      、筋炎、浮腫、皮膚病、多汗症、月経不順 「組成」      オウギ、ボウイ、ソウジュツ、タイソウ、カンゾウ、ショウキ      ョウ
21.小半夏加茯苓湯**(しょうはんげかぶくりょうとう) 「効能・効果」     体力中等度の次の諸症:妊娠嘔吐(つわり)、そのほかの諸病の @嘔吐(急性胃腸炎、湿性胸膜炎、水腫性脚気、蓄膿症) 「組成」     ハング、ブクリョウ、ショウキョウ
22.消風散**(しょうふうさん) 「効能・効果」      分泌物が多く、かゆみの強い慢性の皮膚病(湿疹、尋麻疹、      水虫、あせも、皮膚そうよう症) 「組成」     セッコウ、ジオウ、トウキ、ソウジュツ、ボウフウ、モクツウ、     チモ、カンゾウ、クジン、ケイガイ、ゴボウシ、ゴマ、ゼンタイ

この半世紀の間、科学文明が驚異的な速さで発展を続けていることを目の辺りにして、病気になっても、ほとんどの疾患については、お薬の力だけで、病気になっても健康が得られるような錯覚に陥ってしまった様な側面があります。あなたの自然治癒力を増強してくれるのが漢方薬です。

漢方では、日々の健康の源は、質の良い血液とその循環と考えます。
酸素が不足したり、アンモニアなどの老廃物が一定の濃度を越えて滞留したり、ホルモンが過剰になって自立神経に影響を及ぼしたりすること。
また、なんらかの原因により、充分な血液が届かない、逆に過剰な流れのために異常をきたす。
生命に係わる病気とは言えないまでも、不快な症状に悩まされる病気、或いは半病人と言われる大多数は『養生』を忘れた日常生活にその遠因を求めることが出来ます。

例えば『不定愁訴』、三省堂の大辞林には、頭重・いらいら・疲労感・不眠など漠然とした不快感を伴う自覚症状を訴えるが、それとからだの異常との関連がはっきりしないもの。とありますが、これなどには正に血液の質の低下に原因があります。
酸素の不足や老廃物の蓄積が、頭重・いらいら。疲労感の原因で、肝が弱って毒素分解能の低下、ならびに腎の弱りによる毒素排泄能の低下によるものです。
毒素が胃を攻撃すると食欲の低下となります。
不眠の原因は様々ですが、心身共に疲れすぎても眠れなくなりますし、足先が冷えることにより眠れなくなることもあります。
漢方薬だけでも良くなりますが、さらに食の養生、気の養生、心の養生をされることが大切です。
その為にカウンセリングもいたします。

高血圧 ・ 動脈硬化 について

大切な毎日の養生

人間50才をすぎる中年期ごろから、すべての人が老化現象がすすみ、動脈硬化がおこり、年齢とともに血圧も高くなります。
ですから、脳卒中や、脳軟化症を引き起こす大きな危険が生じます。

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一度動脈硬化がおこり、血圧が高くなると、なかなかもとにかえらないので、毎日の生活・養生に注意して、脳卒中や、脳軟化症にかからないよう、特に毎日生活・養生に努力しなければなりません。
動脈硬化・高血圧がこわい4つの理由
@ 血圧が高いと血管が破裂するおそれがあります。
A 血圧が高いと細動脈の硬化をおこして、腎臓組織の破壊が起こり、萎縮腎・尿毒症を起こすおそれがあります。
B 心臓が疲労し、病的心臓肥大を起こし、心臓ゼンソクあるいは心不全といわれる状態を起こすおそれがあります。
C 狭心症あるいは、心筋梗塞の原因となることがあります。
以上のような理由からも、高血圧を放置しておくことはできません。
太りすぎは高血圧の大敵
太った高血圧の人が、食事の量を減らして、体重が減ってくると血圧もおちついてくるものです。
冬は脳出血が多く、夏は脳血栓が多い。冬はできるだけ、寒さを防ぐことが大切です。又、精神の緊張が脳出血の誘因となります。


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◎血圧の高い人の生活と養生 塩分をとり過ぎないこと
うす塩・うす味・1日5g程度の食塩を。
太り過ぎないこと
過食・美食・太りすぎは、血圧を上げます。
睡眠と疲労の回復は血圧を下げます。
動物性脂肪・バター・チーズ・卵黄などは、コレステロールが多い食べ物です。
コレステロールの多い食品
感情の興奮は血圧を上げます。
イライラや、腹を立てないこと。
便秘をしないこと。排便時のキバリは血圧を上げます。
過激な行動・睡眠不足・過労は血圧を上げます。最も注意してください。
冬の寒い夜は寝室に便器を備える工夫を。
軽い体操や散歩は高血圧に効果があります。
最も大切なことは、医師の診断の元に自分の症状をよく知って、毎日の養生に努力すると共に、自分の生活・行動を一定のリズムに合わせて生活し、かつ精神と肉体の調和をはかり、決して無理をしないことです。

大切な毎日の食事療法
動脈硬化・高血圧の原因の多くが、毎日とりつづける食べ物にあるといわれます。中年からの食生活には充分注意しましょう。現在、動脈硬化・高血圧の人々は特に毎日の食養生に注意してください。
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良くない食べ物(とりすぎないこと)
塩は高血圧の大敵です。日本人は塩をとりすぎています。本州北部の方々は、1日平均27gの食塩をたべているといわれ、高血圧と脳卒中の発生が多いのです。
これにくらべて、外国では1日平均10〜15gしか食塩をとっていません。アフリカ原住民は1日5gしか食塩をとってないそうです。
佃煮・塩昆布・塩辛・塩サカナ・漬物・ミソ類・梅干・ウニ等の塩辛いビン詰類・塩分の多い味噌汁・その他おかず類・ちくわ・はんぺん・かまぼこ・さつまあげ・みりん干し等の加工食品は、食塩を多く使っていることを忘れてはいけません。
又、塩分のとり過ぎは、腎臓・心臓にも悪いので、毎日の食事は、すべてうす味にして、塩分をとり過ぎないことを厳守しなければなりません。
食塩摂取の減らし方
1. 漬物の量を減らす。漬物は摂らないか、ごく少量。
2. 佃煮・梅干・塩干など控える。
3. 味噌汁を控える。味付けをうすくし、実を多く入れ、汁を少なくする。
4. 食卓塩やしょう油を料理にかけない。
5. しょう油をだしでうすめて使う。
6. 香辛料をうまく使い塩分を減らす。
7. 柑橘類(レモン・ゆず・だいだい)や食酢の酸味を利用する。
8. 香りのある野菜(みつば、セロリ)やピーナッツ、のり、花かつおなどの風味を利用する。
9. すし、味付けごはん、丼ものを控える。
10. めん類のだしは残す。
11. かまぼこ、ちくわ、ハム、ソーセージ等の加工食品を控える。
12. インスタント食品を控える。
13. 砂糖、しょう油、塩を控え、材料のうま味を出してうす味で調理する。


高コレステロール食品
即席中華・チョコレート・カステラ・バター・マーガリン・わかさぎ・うなぎ・うに・しじみ・めざし・あさり・牛肉(しもふり)・鶏もつ・豚ロース・ベーコン・卵・たらこ・かずのこ・すじこ・チーズ・マヨネーズ・生クリーム
脂肪の多い食品
うに・しじみ・ぶり・ハマチ・うなぎ・カキ・エビ(コレステロールが多い)その他脂肪の多い魚類
アルコール類
(日本酒・ビール・ウイスキー・ワイン・その他の酒類)


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控え食(食べ過ぎないことが大切)
和菓子・洋菓子・チョコレート・羊羹・ぜんざい・せんべい類・コーヒー・紅茶・砂糖を多く用いた飲み物・食べ物。


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大切な食べ物
良質のタンパク質をとることが大切です。
脂肪の少ない牛肉・魚肉・鶏肉・牛乳・大豆製品類・豆腐・油揚げ・その他。
低コレステロール食品
うどん・マカロニ・穀類・ごま・豆腐・油揚げ・ヨーグルト・スキムミルク
野菜類
大根・れんこん・人参・ごぼう等の根菜類、白菜・キャベツ・トマト・ピーマン等の果菜類、しいたけ・季節の新鮮な野菜類をなるべく多く摂ることが必要です。
果実類
りんご・みかん類・なし・ぶどう・もも・いちご・メロン・びわ・その他季節の新鮮な果物類。
海藻類
昆布・ワカメ・ひじき・のり・その他の海藻類。
海藻類は多く摂ることが大切ですが、塩昆布・のりの佃煮のような、塩を多く用いた海藻類は食べない方が良いです。

腎臓病 について

大切な毎日の養生

腎臓病には何といっても毎日の養生の積み重ねが大切です。一般に経過がながびきやすいものですが、体力体調を補い、腎臓の負担を軽くして守るような注意が養生なのです。症状により多少の違いはありますが、食事、安静、保温に注意をし、他の病気の感染、併発を防ぐことに努めて下さい。

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安静について
腎臓病は、安静にすることが特に大切です。軽いむくみは、これのみで短時間で消失することが少なくありません。これは安静によって腎臓に流れる血液量を増し尿を作る機能を盛んにするためです。しかし、実際問題として、あまり苦痛の無い場合、安静ということは困難なことが多いものです。特に小児の場合の安静はなかなかむずかしいものですが、少なくとも、高血圧、むくみのある時は安静を守らなくてはなりません。
保温について
冷えや、寒さが腎臓病を悪化させるので、全身の保温には充分心がけて下さい。薄着をさけ、冷房設備のある所や、急激な温度変化のある時は注意することが大切です。入浴は就寝前にし、乾いたタオルで水けをふき取り、湯冷めしないようにして下さい。
食物について
「腎臓病には食養生」と言われるほど、毎日の食物は腎臓に影響を与えるものです。
腎臓を刺激したり尿の出を悪くするような食物はさけ、腎臓を守ると共に、全身の栄養状態にも気をつけ、快復に応じた食養生が大切です。
病気の感染を防ぐこと
慢性の腎臓病に感染が加わると、さらに病態は悪化しますので、感冒・扁桃炎・皮膚化膿症などにかからないように常に注意して下さい。要は全身的な抵抗力・調和づくりの養生と摂生が大切です。

大切な毎日の食事療法
「腎臓病には食養生」といわれるように食養生を怠ってはいけません。
腎臓を守り、全身の栄養状態を考えながら、塩分、動物性脂肪タンパク、刺激物等酸性食品を控え、植物性の食品を多くとることが大切です。

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良くない食べ物(制限する)
食塩や塩分を含んだ食品
塩サケ、たらこ、塩辛、その他塩干類、干物類、塩こんぶ、佃煮類、漬物類、みそ類、その他塩辛い食品一切。
脂肪の多い食品(特に動物性脂肪)
牛肉、豚肉、とり肉などの肉類、ハム、ソーセージ、かまぼこなどの加工食品、特に脂肪の多い肉類、魚類その加工食品は控えます。
過剰な水分
水分は大切ですが、むくみの材料にもなりますから尿量が少ない時は注意して下さい。
腎臓病には
食事制限は必要なことですが、同時に全身の栄養状態にも留意しなければなりません。純粋なネフローゼの場合などはタンパク質は補給しなくてはなりません。単に腎臓のことだけを考えて、あまりに食事制限をしたため病気の治癒を遅らせる場合もありますので、病気の快復に応じた食事療法を行うことが大切です。


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良い食物
穀類、特に精製しない自然なもの
米、麦その他雑穀類。
野菜、根菜類
季節の新鮮な野菜、根菜類で刺激の少ないものを、あっさりした調理で多めに。
果物類
一般的に何でもいいですが、かたよりに注意して下さい。
豆類、豆製品
植物性タンパク、サヤマメ等。
タンパク質について
牛乳、チーズ、卵、植物たんぱく、魚類、かしわ等のスープ等、腎臓を刺激することの少ないタンパク質(植物性タンパク質、主に豆類)は病気の長引いてるときなど、症状に応じ控えめにとることは必要です。


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腎炎ネフローゼの献立の基本
@ 塩分は主なおかずに集中させる
かぎられた塩分を分散させて用いることは、上手な方法とはいえません。
A 味付けは食塩より他の調味料を利用
食塩1グラムは、しょう油5グラムに相当します。
B うまみのある食品の活用
しいたけ、こんぶ等は無塩でもおいしく食べられます。
C 酸味を利用する
酢の物、レモン、ゆず等の酸味は食欲をそそります。
D 香辛料を適量用いる
以前は刺激の強い香辛料は腎臓病に不適とされていましたが、食欲をそそるために適量の香辛料はむしろ積極的に用いた方がよいとされています。
E 焦げ目をつける
魚や肉にほどよい焦げ目をつけると塩気として感じます

肝臓病 について

大切な毎日の養生
まず摂生と休養を
不規則な生活、不摂生、夜ふかし、暴飲暴食、過労、気のつかい、神経過労は全身に大きな無理が重なり、肝臓に直接影響を与えます。毎日酷使され働き続ける肝臓を守り休めるために、何といっても摂生と休養、安静が第一です。
自然な食物を
食物の自然さ、かたよりは肝臓系、血液の状態をはじめ体力、抵抗力等全身を良くも悪くもします。特に肝臓系疾患には調和のとれた食物が大切です。
冷え・過労に注意、十分な睡眠を
冷えたり過労になると血液がにごり、血の循環が悪くなり、肝臓系に大きな負担をかけ、弱った体はますます肝臓を悪くします。
胃腸を整え、便秘は禁物
漢方では胃腸と肝臓のつながりが重視され、同時に悪くなることがおおいものです。体力、体質を良くする点からも胃腸をよくし、便秘に気をつけることが大切です。
全身の調和と体力づくり
肝臓系は全身がうまく保たれるように多くの働きをしています。したがって全身の調和を保ち、体力を養うように努めることは、直接肝臓系を守って休養を与え、十分な治療に導くもとになるのです。
余病、併発病に注意を
皮膚病、胃腸病、神経痛、腎臓病など肝臓系疾患は色々な病気のもとになりがちです。まず肝臓を良くし、全身調整に毎日の養生に努めて下さい。

大切な毎日の食事療法
従来の肝疾患の食事療法は高タンパク、高カロリー食が主流でしたが、現在ではアルコール性の肝炎等の栄養不良をのぞき、需要と供給のバランスを保つことを重点におき、毎日、毎食の栄養摂取には、バランスの良い食事内容とムラ食いを少なくすることが肝臓疾患の食事療法として好ましいとする考え方が支持されるようになってきました。

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総エネルギー
エネルギーをとりすぎれば次第に肥満して、過剰栄養のため脂肪肝を起こしやすいので、標準体重を10%以上超えるときは、運動量を考慮して摂取カロリーを減らす必要があります。
タンパク
肝臓機能遂行にはタンパクは最も必要なものです。一般に体重1kgにつき良質のタンパク質1g程度とればよく、肝障害が高度な場合は、体重1kg辺り1.5〜2.0gを必要とすることもあります。食品の種類を多くすることによって、タンパクを構成するアミノ酸の過不足を補うことができます。
脂肪
肝疾患では、油っこいものを食べた後の胃上部の不快感、膨満感を訴える人は少なくないので、脂肪量を30〜50gにやや制限するのが一般的です。
糖質
糖質はエネルギー源とタンパク節約作用として意義をもつことが指摘されています。糖質が不足すると、タンパクを多く食べても一部はエネルギーとして利用されるので、ある程度の糖質は必要です。
糖分をとりすぎるとB群ビタミンの需要を増大させ、相対的なビタミン不足になります。
ビタミン無機質等
肝疾患では、各種のビタミン不足をきたしやすいのですが、動物性タンパクを充分にとっていれば不足することはありません。又緑黄色野菜はビタミンと無機質の補給にすぐれた食品です。
食塩は腹水、浮腫等がない場合は制限する必要なないのですが、高血圧等他の病気にも影響するので、10g以下にする必要があります。アルコールは原則的には禁止します。
注意すること
肝臓病のほかに、腎臓病・心臓病・糖尿病・神経痛・高血圧・動脈硬化・皮膚病等の病気をもってる場合の食事療法は、かなり変わってきます。動物性脂肪・塩分・糖質を多くとってはいけない病気、「高たんぱく・低カロリー」の食事療法を必要とする病気がありますので、食事療法にも充分注意しなければなりませんが、いずれにいたしましても、医師の診断と指導にしたがって食事療法を行うことが大切です。


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悪い食物
刺激物
酒類・日本酒・ビール・ウイスキー等アルコール類の一切。
コーヒー・ココア・タバコ。
脂肪を多く含んだ食品や揚物
天ぷら・フライ・カツ。
加工着色食品・たくわん・食紅たらこ・スナック菓子・清涼飲料水・塩漬け・塩辛


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控え食
糖分
餅菓子・羊羹・和菓子・ケーキ・ぜんざい等砂糖を多く用いた菓子類。
天ぷら・カツ類
脂肪を多く含んだ食品や揚物・いため物等油を多く使った食品はなるべく控えめに。
脂肪を多くもっている牛肉・ 豚肉
脂肪は1日50g以下。
消化の悪いもの
ごぼう・れんこん・ふき・さつまいも・たけのこ


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良い食物
牛レバー・牛もも肉・豚レバー・とりひな肉・卵
しじみ・ヒラメ・アジ・かつお・マグロ赤身・さけ・マス・うなぎ・ドジョウ・しらす干し・あわび・さざえ
牛乳・チーズ
豆・もやし・セロリ・トマト・しいたけ・レモン・ニンニク・ニラ
豆製品・凍豆腐・豆腐・生揚・みそ
ほうれんそう・かぼちゃ・にんじん・タマネギ・キャベツ
緑黄色野菜と淡色野菜を2:1の割合で食べることが理想的です。
緑黄色野菜
かぼちゃ・ピーマン・ほうれん草・にら・にんじん・ブロッコリー・春菊・大根の葉・グリーンアスパラガス等。
淡色野菜
白菜・大根・かぶ・キャベツ・もやし・キュウリ・タマネギ・ネギ・セロリ・レタス等。
食欲のないときは、香辛料を使って食欲増進を
香辛料の使いすぎはよくありませんが、控えめに使って楽しく食事ができればかえってよいと考えられます。香辛料には、胃腸の働きを活発にし、消化吸収を助けるという効果もあります。


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大切なこと
肝臓病の食事は、規則正しく1日3回以上に分けてとることが必要です。しかし、食欲が無いときに無理にたくさん食べたり抜いてしまったりするよりは、スープや牛乳等をとったり、香辛料を使ったり、レモンや木の芽を添えたり、盛り付けや食器をかえたり、食欲の出る工夫も必要でしょう。
あまり病気を苦にせず、これが普通の生活管理だと思って生活することが最も大切です



痔  について

大切な毎日の養生

辛い痔病を早く治すためには、毎日の養生が大切です。
排便時の激痛・出血による貧血のため、疲れやすく、息切れ・心悸亢進をおこして、毎日の生活にも苦痛を生じます。
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痔病を治す毎日の養生
胃腸を丈夫にすることが、一番大切です。
常に胃腸の調子が悪く、下痢をしたり、便秘をしたり、また便通が定まらず、1日数回の日もあれば、2日も3日も便通が無く、下腹の冷え込むような人は、まず胃腸の働きを良くする養生が第一です。
毎日の食事に注意して、胃腸の調子を整え、体力、抵抗力の増進につとめて下さい。
痔病の養生に最も大切な毎日の食養生
毎日とりつづける食事は、痔病を早く治すうえに最も大切な養生です。下痢や便秘を起こさないよう、胃腸を丈夫にするよう規則正しいバランスのとれた食事をとらなければなりません。
● 暴飲暴食、過食は、直腸内にうっ血をまねき、症状を悪化させます。
● アルコール類、香辛料、刺激性食品は有害です。
● 毎日の食事は規則正しく、過不足なくとることが大切です。なるべく脂肪の少ない肉類、新鮮な野菜類、米飯パン類等栄養的にもバランスのとれた食事をとることが大切です。

便秘は禁物
● 痔核が一番できやすいのは、慢性便秘症です。直腸にたまっている糞便のために、粘膜下の静脈が圧迫をうけて血行障害をおこす上に、宿便を出そうとしていきむと強い腹圧を加えるので、いっそう症状を悪化させます。また、かたい便が肛門を出る時に裂傷ができ、出血と痛みを生じ、ますます痔病を悪化させます。
● 便秘が続くと、疲労、不快、倦怠、頭痛、めまい、血圧亢進、食欲不振、口臭、心悸亢進があります。また、便が長く停滞すると、いわゆる宿便となって、有害物が血液中に入って、不快ないろいろの症状を引き起こします。
● 便秘は、毎日の食事のとり方、生活の激変、旅行、妊娠、精神疲労からおこり易く、また、胃腸疾患、内分泌障害などにも便秘が伴います。
● 痔病の人は、特に便秘には注意して、慢性便秘にならないよう、毎日の食養生には特に注意が必要です。
● 頑固な便秘のときには、浣腸をして宿便を出してから下剤を使います。この場合の下剤は、刺激の少ない軽い作用のものを用いることが大切です。

一般的な養生と予防について
● 痔病のある人は、長距離の乗車、歩行を避け、過度の肉体疲労におちいらないこと。
● 常に胃腸を整え、便秘にならないよう注意し、トイレはなるべく洋式便器にするとよい。
● 毎日の食事は、刺激性の香辛料は避け、脂肪の多い肉食、アルコール類、甘味類は控えめに。
● 痔は、常に清潔に手当てをすることが大切。
● 痔は、局部にうっ血をきたしやすいので、冷えないよう、常に血液の浄化と循環をよくし、内外より温まるよう養生が大切です。
● 適当な運動が大切
一般に運動不足は、便秘をまねき、痔病をおこしやすいものです。終日坐業を続けている人、長時間立ち続けている人、このような職業の人々は、骨盤肛の中の血液をうっ血させやすく、これが痔核の原因となります。ですから、昼休みとか、朝夕適当な運動を行うことが必要です。
さらに、運動不足は便秘をまねき、胃腸の具合が悪いと消化不良をおこし、下腹部に血液の停滞をまねきやすく、これまた痔病の大きな原因となります。生活環境にあわせて、室内でも、室外でも、毎日適当な運動を行うことをおすすめします。


大切な毎日の食事療法
痔病の治療と予防に一番大切なことは、毎日の食事です。「万病一毒これ食毒である」と言われますが、まさにその通りです。食べすぎ飲みすぎは胃腸をいため、腸内にうっ血をきたし、便秘または下痢を生じ、これが慢性になりますと、痔病を引き起こす大きな原因となります。毎日の食事は規則正しく、栄養価の多いものをよくかんで食べること、便秘をしないよう野菜を多く、バランスのよい食事をとることが大切です。
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悪い食べ物
刺激性食品
辛子、とうがらし、ワサビ、コショウ、その他香辛料、アルコール類(日本酒・洋酒類)その他刺激性食品の一切。
動物性脂肪過多
脂肪の多い豚肉、牛肉、サバ、ブリ、カツレツ、その他脂肪過多の食品の一切。
塩分過多
塩辛・塩辛い漬物・辛い佃煮類・たらこ・その他塩分を多く用いた一切の食品。味はうす味に、すべて塩分は少なめに。


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控え食(食べ過ぎないこと)
肉類
牛肉・ハム・ソーセージ・てんぷら類・脂肪の多い魚肉類・かまぼこ・ちくわ等練り製品。
砂糖製品
和菓子類・洋菓子類(チョコレート類・その他砂糖を多く用いた菓子類)
コーヒーの飲みすぎ・タバコの吸い過ぎもよくありません。


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良い食べ物
野菜類
四季の新鮮な野菜類・大根・にんじん・れんこん・かぼちゃ・トマト・キャベツ・白菜・青菜・ほうれん草等野菜はなるべく多い目に。
豆類および豆製品
サヤ豆・えんどう豆・大豆・豆腐・油揚げ・その他豆製品。
果物類
りんご、みかん、もも、なし、ぶどう、いちじく、バナナ、その他四季の新鮮な果物類(果物は食べ過ぎないこと)
海草類
ワカメ・ひじき・昆布・のり等海草類は痔病によい食べ物ですから、つとめて食べるようにしてください。
乳製品
牛乳・チーズ・バター・ヨーグルト・その他乳製品。
ポテト・サラダ等便通によい食品は常食するとよい。
季節の食べ物を、なるべく自然に調和よくとることが最も大切です。


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痔の養生
@ 日本酒、洋酒は厳禁し、夜更かしをやめる。
A 動物性脂肪より植物性脂肪をとるようにすること。
B 海草類・ひじき・ワカメ・コンブ・のり等ヨードに富む海草類、特にヒジキは痔によいと言われておりますので、適当に食膳にのせてください。
C 多食、間食をやめ、不足しがちなビタミン類、カルシウム、ヨード等の摂取に心がけること。
D 30分早起きし、朝食をしっかりとり、確実な排便反射を起こす(習慣づけることが大切です)。
E 排便したくなったら、トイレに必ず行く。
F 排便の有無にかかわらず、3分以内にトイレから出る。全部出しきろうとしてはいけません。
G 患部は、入浴時に特にきれいに洗い、排便後は、清浄綿等で清潔にする。

婦人病 について

大切な毎日の養生

女性にはお産という大役がありますので、男性と違ったいろいろの病気が多いのです。子宮・月経・妊娠・出産など、これらに基因する、子宮病・月経不順・血の道・貧血・冷え性など、女性特有の病気があります。
これらの婦人病を治し、健康で調和のとれた体づくりには、毎日の生活の中での養生が大切です。
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毎日の食養生が大切
病気を治し健康な体づくりには、毎日とりつづける食物が一番大切です。季節の旬の食物を調和よくとることによって、体力・抵抗力の増進を計り、健康な体づくりに努力してください。
冷え性・貧血には特に注意が必要
冷え性は女性の60%が訴える病気といわれ、婦人病の原因となりますので、注意しなければなりません。冷え性にも全身的な人と、腰部・臀部(おしり)および手足等局所的な人があります。その原因も、全身の貧血・低血圧・ホルモン分泌の失調・自律神経失調・婦人病からくる場合等、複雑です。
養生としては、毎日の生活環境に注意しなければなりません。
@ 充分な睡眠をとること
A 食生活では、タンパク質・脂肪・ビタミン類をバランスよくとること。
B 過労におちいらないこと。
C 便秘をしないこと。
D 常に適当な軽い体操を行い、血液の循環をよくすること。

過労と睡眠不足
女性の生活環境には、過労と睡眠不足はさけることのできない問題です。
家庭の仕事をしながら、出産・育児・教育など1日中次から次へと多忙な日々の仕事に追われ、朝は早くから、夜は遅くまで働き続けるため、睡眠は不足し、過労におちいることが多くなります。
しかし、睡眠不足・過労のかさなりが、女性の色々な病気の大きな原因となることを認識して、多忙な生活の中にあっても、過労と睡眠不足をさけるよう努力することが最も大切です。
便秘は女性の敵
便秘は慢性化すると、婦人病を起こしたり、女性の美容と若さを早く失う大敵です。女性には常習便秘の人が多いのですが、案外気にしない方が多いのです。
常習便秘の人は常に、頭が重い・頭痛・めまい・疲れやすい等の症状がおこりますが、これは便秘による異常発酵物の毒素が腸のまわりの血管より吸収され、肝機能を低下させることによるといわれています。
便秘には、一時性便秘と常習性便秘がありますが、女性には常習便秘の人が多いのです。
便秘の原因は、毎日の食物・運動不足・産前・産後・胃腸病・内臓下垂症・排便の習慣を妨げる条件・貧血・冷え性等、複雑です。
常習便秘は、頭痛・頭重・のぼせ・めまい・むかつき・不眠・腹満・腹痛などを起こし、時には全身疲労・精神不安・イライラ・憂うつとなり、心悸亢進・頻脈・不整脈などの症状があらわれ、また、ニキビ・シミ・ソバカスなどができ、肌は荒れ、女性の一番大切な健康と若さを失うことになります。常習便秘の女性は、常に養生を怠らず、1日も早く治さなければなりません。

大切な毎日の食事療法
私達の体は、毎日とり続ける食物によって養われています。その食物が自然であり、調和のとれた正しい食事であれば、日々健康なはずです。ところが現在では生活が向上し、食料品が豊富となり、毎日の食事が不自然・不調和となっているのが現状です。
毎日の食事の不自然・不調和は、単にビタミン・ミネラル等の不足ということにとどまらず、体質の弱体化、体力・抵抗力の低下をきたし、新陳代謝機能を弱めるため、貧血・冷え性・子宮病・生理不順・更年期障害・婦人病の養生に悪い影響を与えます。「万病一毒これ食毒である」と漢方では毎日の食養生には特に注意をしております。
毎日とり続ける食事が、婦人病の養生にいかに大切かを充分認識して、季節の新鮮な調和のとれた自然な食物を中心に、食養生にいっそうの努力が必要です。
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良くない食物
刺激物
酒・ウイスキー・ビール等アルコール類、からし、カレー、わさび等辛い刺激の強いもの、タバコ。
動物性脂肪の多いもの
豚肉、牛肉、ブリ、サバ、サンマ、イワシ、カツオ等、脂肪の多い魚肉類。
塩分過多
塩漬け、塩辛いものの一切、塩分はとりすぎないこと、味はすべてうす味に。
加工着色食品
インスタント食品や着色料、保存料などを含む加工食品。


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控え食
糖分・デンプン質
和菓子、洋菓子、餅菓子、ぜんざい等砂糖を多く用いた菓子類、白米、餅類、パン等の食べすぎ。
脂肪の多い肉類、魚類、油を多く用いた食物
天ぷら類、フライ類。
塩分を多く用いた
佃煮、塩昆布、漬物類。
コーヒー、ココア等も控えめに。


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良い食物
季節の旬の食物を調和よく、できるだけ自然にとることが大切です。一般に酸性食品は控え目に、アルカリ性食品は多い目に、味はうす味に、特に塩分と動物性脂肪は少なめに摂って下さい。 野菜類
大根、にんじん、れんこん、かぼちゃ、キュウリ、トマト、白菜、キャベツ、ほうれん草等、根菜、葉菜、果菜類。
豆類、雑穀類、豆製品、野菜製品
小豆、大豆、サヤ豆、えんどう、豆腐、油揚げ、高野豆腐、かんぴょう、しいたけ、麦、玄米、とうもろこし、あわ等の雑穀類。
果物類
みかん、ポンカン、オレンジ等の柑橘類、りんご、なし、もも、かき、ぶどう、いちじく、イチゴ、メロン等、四季の新鮮な果物類。
海藻類・海産物
昆布、わかめ、のり、ひじき、干魚類、小魚、骨ごと食べる子ジャコ類(塩分の多いものは控えめに)
良質のタンパク質
脂肪の少ない、牛肉、鶏肉、魚類(特に小魚)、豆腐類、牛乳、チーズ、ヨーグルト等乳製品。
「良質のタンパク質を毎日適当量をとることは大切です」

皮膚病 肌荒れ  につい

大切な毎日の養生

慢性皮膚病・アレルギー体質・シミ・ソバカス・湿疹・じんましん・ニキビ・吹出物
一般に慢性の皮膚疾患は、頑固で長引くものです。このような場合は、体質的下地、胃腸、肝臓、便秘等をはじめ、内臓機能、内分泌、神経系等体内的関連と、食生活、生活状態など全身的要素や他の病気等が関連することが多いものです。
慢性皮膚疾患の多くは、全身的関連のあることを認識し、長引いている皮膚疾患を治すには、体そのものも同時に良くすることが大切です。
そのためには、毎日の食養生ということが特に大切です。
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体を良くして全身を整えること
胃腸、肝臓の働きを良くし、過敏性体質、酸性体質には特に食養生に努力して、全身の健康づくりが大切です。
毎日の食物が特に大切
毎日とり続ける食物の良し悪しは、皮膚機能に大きく影響します。
酸性食品、刺激性食品は控えめに、自然なアルカリ性食品をより多くとること、季節の食品を調和よくとることが体を良くし、皮膚疾患を治す根本です。
便秘は禁物、胃腸、肝臓を大切に
便秘は血液をにごらせ、体質低下をきたします。必ず1日1回は自然なお通じがあるように、同時に胃腸、肝臓をはじめ内蔵の弱りはすぐ皮膚に悪い作用を及ぼしますので、常に働きを良くすることが大切です。
過労、睡眠不足、冷え込み、無理はさけること
皮膚は体の色々な無理を敏感に反映します。特に、女性の冷え込み、不摂生、過労、神経過労は、皮膚に悪影響を与えます。
新陳代謝を活発に
私たちの体は常に新しい栄養を受け入れ、利用後の老廃物を排出し、この繰り返しで養われています。
この新陳代謝作用を活発にして、ホルモン分泌のバランスを整えることは、皮膚疾患を治す上に、最も重要なことです。そのためには、毎日の食物に注意すること、便秘を治し、胃腸、肝臓等内臓の働きを良くすることが更に大切です。
他の病気を治し、体力、抵抗力の増進を計ること
皮膚疾患は、色々の病気が直接、間接に関連しておこる場合が少なくありません。糖尿病、腎臓病、胃腸、肝臓病、女性では卵巣機能等様々ですが、これらの病気の養生にも努力して体力、抵抗力の増進と一層の健康づくりに努力することは、皮膚病を早く治す最も大切な条件です。

大切な毎日の食事療法
私たちの体は、毎日とり続ける食物によって養われていますが、この食物が自然であるか不自然であるか、調和のとれた正しい食事かかたよっているかによって、体質をはじめ全身の複雑なつながりや体の下地は大きく左右されます。
不自然なかたよった食事は、単にビタミン・ミネラル等の不足ということにとどまらず、血液、体質をにごらせ、皮膚の抵抗力、新陳代謝機能を弱め、皮膚疾患に悪い影響を与えます。
季節の新鮮な調和のとれた自然な食物は、体質をきれいにし、体の機能を活発にし、バランスのとれた健康づくりの根本となります。その上にはじめてきれいな皮膚があるのです。
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良くない食物
刺激物
酒、ウイスキー、ビール等アルコール類、コーヒー、ココア、タバコ、からし等
動物性脂肪
ブタ、牛、ブリ、サンマ、ラード等脂の多い食物
加工着色食品
インスタント食品や着色料、保存料などを含む加工食品
塩分過多
塩漬け、塩辛いものは控え、味はうすいめに。


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控え食
糖分・デンプン質
餅菓子、羊羹、和菓子、ケーキ、ぜんざい等砂糖製品、白米、もち類、パン等のかたよりに注意。
脂っこい肉類・魚類
肉類はもちろん植物油やその食物も控えめに。
味の濃いもの
佃煮、その他味はうすめに。
動物性食品
卵、レバー、魚類加工品等。


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良い食べ物
季節の食物を調和よく、できるだけ自然にとること、一般に酸性食品は少なめに、アルカリ性食品は多い目に。特にビタミンA・B・Cを充分とること。しかしながら、良い食物も、過食とかたよりは禁物です。 野菜・根菜類
大根、にんじん、れんこん、かぼちゃ、トマト、青菜、キャベツ等季節の野菜を多く調和よく。
豆類・雑穀類・豆製品・野菜製品
小豆、大豆、サヤマメ、えんどう、麦、玄米、豆腐、あげ、高野豆腐、しいたけ等。
果物類
りんご、もも、かき、みかん等。
良質タンパク
肉・魚類の脂の少ないもの、牛乳、チーズ等・植物性タンパクを多い目に。
海草類・海産物
コンブ、ワカメ、ひじき、子ジャコ、白身の魚、のり、小魚等。


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健康な皮膚、きれいなお肌を保つために
美しい皮膚、きれいなお肌とは―
皮膚の表面がなめらかで、うるおいがあり、血色のよい皮膚を言います。
健康なきれいなお肌を保つためには、皮膚を大切にしなければなりません。
皮膚の若さと美しさを保つ一番大切なことは、皮膚の血色を良くすることで、常に血液の循環をよくし、皮膚に充分な栄養を与えることです。
この目的には、ビタミンA・B・Cを多く含むものを十分にとること、全身の健康を保つこと、とくに女性には月経が順調であることが必要です。同時に皮膚のマッサージ等外から適当な刺激を与えることも必要です。

糖尿病 について

大切な毎日の養生

糖尿病の養生に大切なことは、糖尿病というものは生活状態・食生活や体質・全身の調和等が関連していることを充分に認識し、医師の正しい診察、治療を受けて、よく状態を知ることです。
そして毎日の養生に努め、体の下地をよくし、生活を自然に近づけるような全体的な養生がポイントです。
太りすぎ、食物の不自然やかたより、精神疲労、運動不足、不摂生に注意しなければなりません。
糖尿病では、糖分の利用のしくみに異常があると同時に、他の栄養分についても同じことが言えるわけですから、特に食養生には気をつけていただきたいと思います。
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毎日の養生が大切です
体の下地をよくし、ホルモン分泌の調和、体質の改善が糖尿病を良くします。
ストレス、精神疲労をつとめて避け、心身両面の充分な栄養、規則的な日常生活、少しでも自然な体と健康づくり等、日々の注意の積み重ねが大切です。心配ごとや精神過労が軽減されると、急に糖尿病が快方に向かったという例も少なくありません。
熱心に養生を行っている人の多くの方は、快方に向いながら、健康美人と変わらぬ活動と寿命を保っています。養生を怠ると、必ず病気は悪化し、不幸な結果を招くことを認識され、「糖尿病は治らない病気である」とか面倒とかで養生を怠ることは、絶対に避けなければなりません。
肥満と糖尿病
肥満と糖尿病は、密接な関係があります。
肥満の原因は、カロリーのとり過ぎです。つまり、摂取カロリーが、脂肪となって体にたまるために起こります。摂取カロリーは同じであっても、その人の運動量が少なく、消費カロリーが少なければ、カロリーのとり過ぎとなり、肥満することになります。このように肥満の原因は、どのような場合にも食べ過ぎにあると言えます。
戦前・戦後間まもなくはほとんどなかった糖尿病が、食生活の欧米化にともない、日常の食物構成のパターンが根本的に変わり、動物性食品、特に畜産品(肉、卵、乳、乳製品)、油脂等、砂糖、果実等の摂取量が増し、それにともない主食であった穀類、いも類、豆類の摂取量が著しく減少しました。また野菜は根菜、茎菜、緑黄色野菜が減少し、淡色と葉菜と果菜が主となっています。
また、肉体労作の軽減により、摂取エネルギー量の過剰と肥満を招きやすいことが、糖尿病の発症を促進する最大の要因と考えられています。
糖尿病を治すには、薬を飲むだけでなく、減量することが必要です。

大切な毎日の食事療法
糖尿病の予防や治療には「食養生」が最も大切です。糖尿病は体内で「インシュリンホルモン」が不足するために起こる病気ですから、インシュリンがなるべく不足しないよう節約することに努力しなければなりません。
それで「食養生」が大切になってくるのです。食物をたくさん食べたり、肥満しますと、インシュリンの需要が増してきます。したがって、体内のインシュリンを節約するためには、食物を食べ過ぎないように一定の制限が必要です。肥満しないよう、肥満した人は体重を減らすよう、食物を制限します。
すなわち、食養生は、体内のインシュリンを節約するために行う最も大切な養生です。
@ カロリーは、1日に体重1kg当たり20〜30kcalの摂取におさえる。
A バランスのとれた食事をする。
タンパク質15〜20%、脂肪20〜30%、炭水化物50〜60%
B 適度な運動を行う。
食事のとりかたは、1日最低3回以上に分けて、少量ずつとる必要があります。1日1〜2回では、胃腸に負担がかかるだけでなく、血糖が動揺しやすく、肥満の原因にもなります。野菜類はできるだけ煮炊きしたものを食べてください。生野菜は、体を冷やすことにもなります。

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とり過ぎると良くない食物(糖類)
米類、パン、めん類、砂糖、砂糖を用いた菓子類(洋菓子、和菓子、チョコレート、羊羹類、ジャム類)その他砂糖を多く用いた飲料水、一般食品。

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とり過ぎると良くない食物(脂肪)
牛肉、豚肉、鶏肉、カツレツ、天ぷら、その他畜産品。
脂肪は、1グラムに9カロリーの熱量をもつので、カロリーの制限をしなければならない糖尿病の食養生には、脂肪の制限が大切です。脂肪の中でも動物性脂肪は、コレステロールの増加等により、動物硬化症の原因ともなりますので、できるだけとらないように心がけます。

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タンパク質
大切な栄養素ですが、バランスよくとることが大切です。

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大豆とその製品
大豆、豆腐、ゆば、油揚げ、卯の花。
大豆製品は、重要なタンパク質食品です。
牛乳とその製品
牛乳は、最もバランスのとれた栄養食品ですが、とり過ぎはよくありません。1日200cc程度。
牛肉、豚肉、鶏肉、ハム、ソーセージ、ベーコン、コンビーフは、タンパク質と共に脂肪も多く含まれていますので、とり過ぎないことが大切です。
魚は、イワシ、サバ、サンマなど安価で栄養化の高いものを、卵は1日1個程度であれば、問題ありません。
野菜類(季節の新鮮なものを多くとること)
キャベツ、大根、れんこん、にんじん、タマネギ、キュウリ、なす、白菜、トマト、かぶ、ほうれん草、小松菜、京菜、ピーマン、ふき、たけのこ、さや豆、セロリ。生野菜は少なめに。
海草類
ワカメ、コンブ、ひじき、のりは毎日とること。
きのこ、こんにゃくを少しずつ頻回にとるとよい。
果物類(果物類の糖分は、脂肪になりやすい)
スイカ、みかん、夏みかん、イチゴ、オレンジ、なし、びわ、もも、りんご、メロン、さくらんぼ、その他。
アルコール類、コーヒー、紅茶
日本酒、しょうちゅう、ビール、ウイスキー、コーヒー、紅茶類はそれぞれのカロリーを持っていますが、なるべく控えられることをおすすめします。
砂糖、菓子類は要注意
砂糖、菓子類は原則として禁止された方がよいでしょう。砂糖、菓子類は腸からの吸収が早く、血糖や尿糖に影響しやすいこと、少量でもカロリーが高いので、糖尿病のコントロールを乱しやすく、また肥満しやすいので注意を要します。
塩分
高血圧を招き、脳卒中や心臓病の原因になる食塩のとり過ぎが、今大きな問題になっています。望ましい摂取量は、1日10g以下です。また、しょう油には15%、みそには12%の塩分が含まれているので注意が必要です。
糖尿病は、体内でインシュリンが不足するために起こる病気ですから、インシュリンを節約するためには、糖質のみを制限し、タンパク質や脂肪をたくさん食べるのではなく、バランスがとれた食事で、1日の全量を一定に制限することが重要視されています。

ちくのう(蓄膿)症/急性・慢性副鼻腔炎 とは?

副鼻腔の炎症を副鼻腔炎といいます。
急性の鼻炎(風邪などでも)にかかったら、炎症が鼻だけでなく、
副鼻腔に広がって鼻水・鼻詰まりがおこることがあります。
これを『急性副鼻腔炎』といいます。この場合、炎症によって副鼻腔の粘膜からも膿(鼻水)が排出され、副鼻腔に膿(鼻水)がたまります。
急性なら自然に膿が排出されて治ることもあります。
膿(鼻水)がたまっている状態を治らないままにしていると、
逆にその膿が粘膜に炎症をおこして通路を塞いでしまい、悪循環に陥ることがあります。
一般には「ちくのう」と呼ばれていますが、『慢性副鼻腔炎』が正しい病名です。
また、風邪など炎症が原因ではなく、鼻のアレルギー疾患で副鼻腔粘膜がはじめからアレルギー変化を起こして『慢性副鼻腔炎』になることもあります。
きたない鼻水が出たり、鼻の奥から喉に流れたり、においが判りにくい、鼻詰まり、頭痛・頭が重い、まれに眼の奥や鼻・頬の辺りが痛くなったりと、症状はさまざまです。

◇ 副鼻腔とは?

◇ どんな症状?

◇ 治療と気をつけたいこと
◇ 副鼻腔とは?
副鼻腔とは、顔の骨の中にある空洞です。
形や大きさには個人差がありますが、以下の4つが左右一組ずつあります。
1 上顎洞(両側のほおの部分にある)
2 篩骨洞(しこつどう)/篩骨蜂巣(しこつほうそう)
(両目の間にあり,蜂の巣のように複雑な小さな洞穴からできている)
3 前頭洞(額のところにある)
4 蝶形骨洞(鼻の奥の一番深いところにある)
この空間(副鼻腔)は、それぞれ鼻の中に出口/鼻内副鼻腔開口部(自然孔)があって鼻と交通しています。
◇ たまった膿(鼻水)の大掃除と、膿をためない通路の確保が大切。

「ぜんそく」とはどんな病気?

発作、呼吸困難を繰り返します。特徴は咳や「ヒューヒュー」「ゼエゼエ」といった、ぜん鳴等の呼吸症状が出ること。

*なぜ発作や呼吸症状が起きるのでしょう?
タバコの煙やダニ、花粉などのアレルゲンが気管支を刺激して炎症を起こします。
炎症が起こると、気管支平滑筋が収縮したり、気道粘膜が腫れたり、粘液が出てきて気道が狭くなるため、ぜん息発作が起こる。
発作が起こると「ヒューヒュー」「ゼエゼエ」のぜん鳴が出る。
発作を繰り返すと気道の壁が厚くなって元に戻らなくなり、息切れやぜん息を悪化させる。

どんな時に起こるのかというと、”突然”が多い。特に寝静まってから丑三つ時(午前2時頃)は、体が休まり気道が細くなるので、ぜんそくを起こしやすい。また疲れやストレスが蓄積してる時も注意。
<ぜんそくの原因>
(1)アレルゲン
例えば、部屋のダニやホコリ、花粉、ペットの毛など。
食物アレルギー、動物アレルギー体質の人はアレルギーの原因を避ける。
(2)風邪、ウイルス
風邪やインフルエンザウイルスが引き金になって、突然ぜん息を起こす。油断は禁物!風邪だからといって安心しない。
(3)タバコの煙、排気ガス
排気ガス、タバコの煙は気管支の神経を刺激しやすく、発作の原因になる。

不眠症とは 朝起きた時の不快感

不眠症とは、睡眠時間の長さによって判断されるものではなく、朝起きた時の不快感(だるさ・眠気)があり、 日常生活を行う上で支障をきたす程度によって判断されています。

睡眠時間というものは様々で5〜6時間しか眠らなくても平気な人もいれば、10時間くらい眠らないと 満足しない人もいます。

つまり睡眠時間の長さというよりは眠りに対する満足感が得られるかどうかが重要になります。不眠症というものは個人差があるということです。

こちらでは不眠症で悩んでいる方へ少しでも睡眠への満足感を得る手助けをしたいと思っております。
不眠症対策その1;「8時間」にこだわらなくてもOK
不眠症対策その2;就床4時間前からのカフェインの摂取、就床1時間前からの喫煙を避ける
不眠症対策その3;軽い読書、音楽、入浴、香りなどで自分なりのリラックス状態を行う
不眠症対策その4;目が覚めたらカーテンを開け日光を入れ、就寝時の照明は明るすぎないように
不眠症対策その5;朝食を取り、夜食はごく軽く
不眠症対策その6;運動を行う習慣をつける
不眠症対策その7;昼寝をするなら15時前の20〜30分
不眠症対策その8;寝酒は深い睡眠を減らし、夜中に目覚める原因となる

これさえ守れれば眠りに大分、近づけると思いますのでぜひ、試してみてください

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